

青春・恋愛・学園・SF・ミステリー
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(青春ブタ野郎シリーズ)
鴨志田一 / KADOKAWA
誰にも見えない心の傷が、思春期の世界を少しだけ不思議にする。
作品紹介
高校生・梓川咲太の周囲では、思春期特有の不安や葛藤が不可思議な現象として現れる「思春期症候群」が次々と起こる。 学校で誰からも認識されなくなった先輩・桜島麻衣との出会いをきっかけに、咲太はそれぞれ異なる悩みを抱えた少女たちと向き合っていく。 時間の繰り返し、存在の消失、もう一人の自分――。一見すると超常現象のような出来事の奥には、他人の視線や孤独、劣等感、将来への不安といった繊細な感情が隠されている。 軽妙な会話と瑞々しい恋愛模様の中に、青春期の痛みや心の揺れを丁寧に描いた青春ファンタジーシリーズ。
作品の見どころ
誰にも理解されない悩みが、本当に世界を変えてしまったら。梓川咲太は、不思議な現象に苦しむ少女たちと出会い、その心の奥にある本当の問題へ踏み込んでいく。
読み始めのポイント
梓川咲太が図書館で出会ったのは、バニーガール姿で歩いているにもかかわらず、なぜか周囲の誰からも気づかれていない先輩・桜島麻衣だった。 彼女の身に起きていたのは、「思春期症候群」と呼ばれる不可思議な現象。 その後も咲太の周囲では、同じ一日を繰り返す少女、自分と同じ姿の存在に悩まされる少女、突然人間関係が変わってしまう少女など、それぞれ異なる現象が起こっていく。 しかし、物語の中心にあるのは現象そのものではない。 周囲からどう見られているか、自分には価値があるのか、大切な人にどう思われているのか。思春期ならではの悩みが、現実ではあり得ない形となって表面化していく。 咲太と麻衣のテンポの良い掛け合いや恋愛関係を軸にしながら、一人ひとりの感情を丁寧に掘り下げていくシリーズ。
この作品の魅力
- 思春期の悩みや葛藤を不可思議な現象として描く「思春期症候群」という独特の設定
- 梓川咲太と桜島麻衣による、距離の近さを感じさせるテンポの良い会話
- 各エピソードごとに異なる少女の問題へ向き合っていくミステリー性のある構成
- 恋愛だけでなく、家族、友人、進路、自分自身への劣等感まで描く青春ドラマ
- シリーズを追うほど人物同士の関係や過去がつながっていく長編ならではの魅力
こんな人におすすめ
- 青春恋愛作品が好きな人
- 少し不思議なSFやミステリー要素のある物語が好きな人
- キャラクター同士の軽妙な掛け合いを楽しみたい人
- 心の悩みや人間関係を丁寧に描く作品が好きな人
- 一話完結的なエピソードと長期的なストーリーの両方を楽しみたい人
基本情報
- 作者
- 鴨志田一
- 出版社
- KADOKAWA
- ジャンル
- 青春・恋愛・学園・SF・ミステリー
- 配信開始日
- 2018年10月10日
- レビュー
- 平均 5(1件)




