

陰の実力者になりたくて!
坂野杏梨 / KADOKAWA
表舞台の英雄ではなく、陰から世界を操る存在になりたい――。そんな妄想を本気で追い続ける少年が、異世界で本当に“陰の実力者”へ近づいていく。
作品紹介
『陰の実力者になりたくて!』は、逢沢大介によるライトノベルを原作とした異世界ファンタジーです。主人公のシド・カゲノーは、幼いころから「陰の実力者」に憧れ、目立たない一般人を演じながら裏では圧倒的な力を持つ存在になることを目指していました。異世界へ転生した後もその理想は変わらず、表向きは凡庸な少年として暮らしながら、裏では「シャドウ」と名乗って行動します。ところが、シドがその場のノリで作り上げた「ディアボロス教団」という設定が、実は本当に存在していたことから物語は思わぬ方向へ展開。本人は最後まで“設定遊び”のつもりなのに、周囲では国家や組織を巻き込む大事件が現実に進んでいきます。シリアスな世界観と、主人公だけがズレた認識で動くコメディの組み合わせが大きな魅力です。
作品の見どころ
目立たず、名も知られず、陰からすべてを支配する――。そんな理想を追い続けるシド・カゲノーが、異世界で「シャドウ」として暗躍する勘違い系ダークファンタジーです。
読み始めのポイント
シドは世界を救う英雄になりたいわけではありません。彼がなりたいのは、誰にも正体を知られないまま裏から物事を動かす“陰の実力者”。その理想をかなえるため、普段は徹底して目立たない役を演じ、裏では修練を重ねて圧倒的な力を身につけています。面白いのは、シドが雰囲気だけで作った設定やセリフが、なぜか現実の陰謀と一致してしまうところ。本人は即興劇を楽しんでいるだけなのに、シャドウガーデンのメンバーや各国の勢力は本気で動き、結果として世界の大事件を解決していきます。勘違いコメディと本格的なバトルが同時に進む独特の構成が特徴です。
この作品の魅力
- 「陰の実力者になる」という独特な理想を追い続ける主人公
- 表では凡人、裏では圧倒的な力を持つシャドウとして暗躍
- その場で作った設定が現実の陰謀と一致していく勘違い展開
- シャドウガーデンを中心とした大規模な組織戦と世界観
- シリアスな事件と主人公のズレた認識が生むコメディ
- アニメ化によってさらに人気を広げた異世界ファンタジー
こんな人におすすめ
- 圧倒的に強い主人公が活躍する異世界作品が好きな人
- 勘違いやすれ違いを使ったコメディを楽しみたい人
- 表と裏で立場を使い分ける主人公に惹かれる人
- 秘密組織や陰謀が絡むダークファンタジーが好きな人
- シリアスなバトルとギャグの両方を楽しみたい人
- アニメで知って原作やコミカライズも読んでみたい人
基本情報
- 作者
- 坂野杏梨
- 出版社
- KADOKAWA
- ジャンル
- 異世界・ファンタジー
- 配信開始日
- 2026年5月25日
- レビュー
- 平均 5(6件)




